【閲覧注意】 アニサキス対策実験
寄生虫 - 2017年03月16日 (木)
みなさん、こんばんは。
前回投稿してから1か月近くも経ってしまいました・・・
その間、何度も無駄足を踏ませてしまった方々、すみません。
そして、足跡を残してくださった方々、ありがとうございます。
前回のボウズ記事以降、釣りには行けていません(T_T)
2度もPBが続いてしまうと、すっかり意気消沈・・・・
寒いおもいしてまで釣れない時期(釣る人は釣っているけどね)に和歌山まで出向く気力が削がれてしまっています(^_^;)
そんな情けないことを言いつつ、来週には出撃しますけどね ( ̄∇+ ̄)vキラーン
さて、早速本題ですが、サバ好きの私にとっては天敵であるアニサキスについて、その対策実験を行いましたので、報告します。(※本内容は、ツイッター上で公開済のものです)
人によっては気持ち悪いと思われる画像もありますので、一応【閲覧注意】とさせて頂きます。
まずは、アニサキスとは何ぞや?という方のために、Wikipediaから引用します。
********引用ここから********
アニサキス(学名:Anisakis)は回虫目アニサキス科アニサキス属に属する線虫の総称で、海産動物に寄生する寄生虫である。ヒトにアニサキス症を発症させる原因寄生虫だが、ヒトへ感染するときには主にサケ、サバ、アジ、イカ、タラなどの魚介類から感染する。
********引用ここまで********
一般的には、『サバ虫』と呼ばれるぐらい、サバに多く寄生していることが知られています。
今回、そもそも実験を行う目的でサバを買ったのではなく、偶々買ったゴマサバを捌いたら、アニサキスを発見したので、それでは・・・と急遽始めたものでした。
写真のゴマサバは、地元のスーパーでキズモノとして安く売っていたものを購入。

鮮度もそれほど良くありませんでしたが、身はしめ鯖(きずし)にして食べました。
アラは一度焼いてから、味噌汁に(*^^*)
で、アニサキスですが、内臓を取り除いたら、すぐに2匹発見。

(写真をクリックすると大きな画像が開きます)
大きさはこの位↓

写真では丸まっていますが、伸びると1㎝位あります。
こいつが生きたまま人間の胃に入ると、胃壁を突き破ろうとして、激痛が走るというわけです。
小さいのに恐ろしいやつ・・・ (i|!゜Д゚i|!)ヒィィィ
それでは実験内容を説明します。
1.日時: 2017年2月18日~19日
2.目的: アニサキスは酢に漬けても死なないと文献では説明しているがそれは正しいか検証する。
3.背景: そもそも火を通したり、冷凍カチカチにしたサバを食べる分には全く気にする必要のないアニサキス。ところが新鮮なサバを自分で捌いて、しめ鯖で食べたいという私みたいな人間にとって、アニサキスは天敵なのです。この天敵をやっつけ、安心してしめ鯖を食べるにはどうしたらよいか?実際の実験を行って、一般的に知られている対処法を検証していく。今回の実験は、その一環として行いました。(後付け理由)
とまあ、当初アニサキス検体が2匹だけだったので、酢に漬けて死ぬか見てみよう、という軽い気持ちで始めた実験だったのですが、台所の片隅で水切りをしていた内臓からドンドン出てくる出てくる!(≧◇≦)
結局見つけたアニサキスの数は、計13匹。
内、検体として使ったのは、11匹。
となると酢に漬ける単一目的で全て使うのはもったいない感じがします。
なので、追加で「料理酒」と「醤油」の二つをアイテムに追加しました。

整理しますと、
アイテム(調味料)毎の検体数
・酢 3匹
・料理酒 6匹
・醤油 2匹
計11匹
それぞれの調味料にアニサキスを漬け、何時間後に死ぬか見ました。
【実験結果】
酢: 6時間後 → 全て健在
12時間後 → 1匹死亡、2匹かなり弱った状態
酒: 1時間後 → 全て死亡
(漬けて10分程で動きが緩慢になり効果を確認)
醤油: 1時間後 → 1匹健在、1匹死亡
6時間後 → 全て死亡
この実験結果から推定されることは、
1.酢は、アニサキスに対して殆ど効果が無い。
但し、栄養分の無いところでは長く生きられない。
2.料理酒は、明確に効果がある。(但し、しめ鯖作りには使わない(-_-;))
3.醤油は、検体不足の為、更なる実験が必要なるも酢に比べて効果がある可能性が高い。
<絶命後の検体>

今回の実験では、少なくとも「酢はアニサキスに全く効果が無い」ことがわかりましたので、大変有意義なものでした。
次回実験は、しめ鯖作りで使う調味料および食べる時に使うものに絞って実験する予定です。
(みりん、砂糖水、醤油、ワサビを溶かした水)
CFマスター
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その間、何度も無駄足を踏ませてしまった方々、すみません。
そして、足跡を残してくださった方々、ありがとうございます。
前回のボウズ記事以降、釣りには行けていません(T_T)
2度もPBが続いてしまうと、すっかり意気消沈・・・・
寒いおもいしてまで釣れない時期(釣る人は釣っているけどね)に和歌山まで出向く気力が削がれてしまっています(^_^;)
そんな情けないことを言いつつ、来週には出撃しますけどね ( ̄∇+ ̄)vキラーン
さて、早速本題ですが、サバ好きの私にとっては天敵であるアニサキスについて、その対策実験を行いましたので、報告します。(※本内容は、ツイッター上で公開済のものです)
人によっては気持ち悪いと思われる画像もありますので、一応【閲覧注意】とさせて頂きます。
まずは、アニサキスとは何ぞや?という方のために、Wikipediaから引用します。
********引用ここから********
アニサキス(学名:Anisakis)は回虫目アニサキス科アニサキス属に属する線虫の総称で、海産動物に寄生する寄生虫である。ヒトにアニサキス症を発症させる原因寄生虫だが、ヒトへ感染するときには主にサケ、サバ、アジ、イカ、タラなどの魚介類から感染する。
********引用ここまで********
一般的には、『サバ虫』と呼ばれるぐらい、サバに多く寄生していることが知られています。
今回、そもそも実験を行う目的でサバを買ったのではなく、偶々買ったゴマサバを捌いたら、アニサキスを発見したので、それでは・・・と急遽始めたものでした。
写真のゴマサバは、地元のスーパーでキズモノとして安く売っていたものを購入。

鮮度もそれほど良くありませんでしたが、身はしめ鯖(きずし)にして食べました。
アラは一度焼いてから、味噌汁に(*^^*)
で、アニサキスですが、内臓を取り除いたら、すぐに2匹発見。

(写真をクリックすると大きな画像が開きます)
大きさはこの位↓

写真では丸まっていますが、伸びると1㎝位あります。
こいつが生きたまま人間の胃に入ると、胃壁を突き破ろうとして、激痛が走るというわけです。
小さいのに恐ろしいやつ・・・ (i|!゜Д゚i|!)ヒィィィ
それでは実験内容を説明します。
1.日時: 2017年2月18日~19日
2.目的: アニサキスは酢に漬けても死なないと文献では説明しているがそれは正しいか検証する。
3.背景: そもそも火を通したり、冷凍カチカチにしたサバを食べる分には全く気にする必要のないアニサキス。ところが新鮮なサバを自分で捌いて、しめ鯖で食べたいという私みたいな人間にとって、アニサキスは天敵なのです。この天敵をやっつけ、安心してしめ鯖を食べるにはどうしたらよいか?実際の実験を行って、一般的に知られている対処法を検証していく。今回の実験は、その一環として行いました。(後付け理由)
とまあ、当初アニサキス検体が2匹だけだったので、酢に漬けて死ぬか見てみよう、という軽い気持ちで始めた実験だったのですが、台所の片隅で水切りをしていた内臓からドンドン出てくる出てくる!(≧◇≦)
結局見つけたアニサキスの数は、計13匹。
内、検体として使ったのは、11匹。
となると酢に漬ける単一目的で全て使うのはもったいない感じがします。
なので、追加で「料理酒」と「醤油」の二つをアイテムに追加しました。

整理しますと、
アイテム(調味料)毎の検体数
・酢 3匹
・料理酒 6匹
・醤油 2匹
計11匹
それぞれの調味料にアニサキスを漬け、何時間後に死ぬか見ました。
【実験結果】
酢: 6時間後 → 全て健在
12時間後 → 1匹死亡、2匹かなり弱った状態
酒: 1時間後 → 全て死亡
(漬けて10分程で動きが緩慢になり効果を確認)
醤油: 1時間後 → 1匹健在、1匹死亡
6時間後 → 全て死亡
この実験結果から推定されることは、
1.酢は、アニサキスに対して殆ど効果が無い。
但し、栄養分の無いところでは長く生きられない。
2.料理酒は、明確に効果がある。(但し、しめ鯖作りには使わない(-_-;))
3.醤油は、検体不足の為、更なる実験が必要なるも酢に比べて効果がある可能性が高い。
<絶命後の検体>

今回の実験では、少なくとも「酢はアニサキスに全く効果が無い」ことがわかりましたので、大変有意義なものでした。
次回実験は、しめ鯖作りで使う調味料および食べる時に使うものに絞って実験する予定です。
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