負け癖とバラし癖
考える - 2014年09月05日 (金)
みなさん、こんにちは。
あれよという間に、前回ブログを更新してから5日も経過しています。
とにかく時間の加速感がハンパ無い・・・
実は今週末の日曜日に旅行業に関する国家資格の受験を予定しており、
前回の日高港釣行以来、その後の釣行は控えて、勉強に励んでいます(^_^;)
普段頭を使わないせいか、それとも年のせいか、記憶力低下甚だしい。
何度も何度も反復しないと記憶として定着しない。
それでも早くから勉強開始していたこともあり、
今では過去問5年分をやって、すべて合格ラインに達しています(*^^)v
9月7日本番、果たして結果は如何に!?
(後に、このブログで結果報告がなかったら、落ちたものと思って、そおっとしておいてください(-_-;))
さて、本題です。
今回は釣果でもなければ、釣り魚料理に関するネタでもありません。
最近、ちょっと考えていることです。
みなさん、格闘技(特にボクシング)の世界に、「負け癖」という言葉が
あるのをご存じですか?
全戦全勝無敗のボクサーでも一度負けてしまうと次以降の試合で
負ける相手でないのに、負けたりします。
こういう状態をよく「負け癖」がついたと言います。
全戦全勝の時は、ノリに乗っていますし、本人も自分が負ける事態は
想像もしないし、絶対勝てると確信して試合に挑んでいます。
スポーツ選手は試合本番で上手くいくように、練習の時に
「シミュレーション」をする人が多いと聞きます。
まさにイメージトレーニングのことですね。
負けたことが無いボクサーは、恐らく無意識に、若しくは意識的にでも
強力なシミュレーションを行っていて、また強い自己暗示に掛かった状態で
あるのかもしれません。
勿論、技術力、持久力など日頃のハードな練習に裏付けされた身体がベースに
あった上で、必ず勝つと思える強力な自己暗示に掛かったボクサーは
そりゃあ強い!というわけです。
ところが、一度負けを経験すると、状況はガラリと変わります。
まず、自分でも負けるんだ、という事実を突き付けられます。
自分に対する信頼感が大なり小なり崩れます。
そして、自分の「限界」が見えたような気がするかもしれません。
そうすると次の試合からは、
「必ず勝つ」と自己暗示を掛けたつもりでも、心のどこかで、
「もしかしたら負けるかもしれない・・・」との思いが浮かび、
中々消し去ることはできないでしょう。
つまり強力な自己暗示を掛けることができなくなる。
心が折れやすくなる → 負けやすくなる。
・・・・と私なりに考えた『負け癖』が付くメカニズムです。
最近、釣りの世界でも似たような現象があると気が付きました。
それは記事タイトルにもある『バラし癖』が付くということ(^_^;)
わたしは最近「バラし癖」がついたなぁ、と実感します。
前提として、チヌのウキフカセ釣り、または紀州釣りをイメージしてください。
魚が掛かった時、竿を立てて(90度に保つのがセオリー)、
竿の柔軟性を利用し、魚の引っ張る力を吸収しつつ、
魚を疲れさせ、そして最後には玉網に収めます。
上記釣りの竿(号数の低い磯竿)は、細く柔軟性が高いものですので、
大物が掛かると折れそうな位にひん曲がり頑張ってくれます。
安物で無い限り、実際にはそう簡単に折れるものではないのですが、
たまたまであっても、魚の強力な引きに負け、バラすことを繰り返すと
次に大物が掛かったときも、「またバラすかもしれない・・・」との思いがよぎり、
実際には竿が耐えられる範囲の「引き」にも関わらず、早々に諦めてしまい、
竿を寝かして、結果的にバラしてしまう。
こういう状態を「バラし癖が付く」と言います(^_^;)
自分の腕に対する自信の欠如、道具に対する信頼感が弱い、時などは、
バラし癖が発動しやすい状態と言えるでしょう。
では、『バラし癖』を矯正するにはどうしたら良いでしょう。
わたしは前回、日高港でコショウダイを釣った時に、
身をもって体験しました。
まず、①自分はできる子、と思うこと(*^_^*)
次に、②竿を信じてあげること。(その前提としてメンテナンスは怠らないことが重要です)
これで大丈夫です(*^^)v
え、そんなこと!と思いの方が多いかもしれませんが、
そう、それだけで大丈夫なのです。
竿は大丈夫だから、竿は絶対に寝かさない、そう思って頑張れます。
(注:これでもしあなたの竿が折れても文句無しね(^_^;))
下写真のコショウダイを釣った時もそうやって頑張れました。

全長43㎝、それほど大きな個体ではありませんが、肉付きが良く非常に強い引きでした。
それは過去に同じ場所で74㎝の真鯛を釣った時の引きに似ていました。
(過去記事はこちら)
ボクサーの負け癖と違って、釣り人のバラし癖は矯正が難しくありません。
ご参考になれば幸いです。
さて、レバーブレーキ付きリールをポチッとしようかな・・・(x_x) ☆\( ̄  ̄*)バシッ
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とにかく時間の加速感がハンパ無い・・・
実は今週末の日曜日に旅行業に関する国家資格の受験を予定しており、
前回の日高港釣行以来、その後の釣行は控えて、勉強に励んでいます(^_^;)
普段頭を使わないせいか、それとも年のせいか、記憶力低下甚だしい。
何度も何度も反復しないと記憶として定着しない。
それでも早くから勉強開始していたこともあり、
今では過去問5年分をやって、すべて合格ラインに達しています(*^^)v
9月7日本番、果たして結果は如何に!?
(後に、このブログで結果報告がなかったら、落ちたものと思って、そおっとしておいてください(-_-;))
さて、本題です。
今回は釣果でもなければ、釣り魚料理に関するネタでもありません。
最近、ちょっと考えていることです。
みなさん、格闘技(特にボクシング)の世界に、「負け癖」という言葉が
あるのをご存じですか?
全戦全勝無敗のボクサーでも一度負けてしまうと次以降の試合で
負ける相手でないのに、負けたりします。
こういう状態をよく「負け癖」がついたと言います。
全戦全勝の時は、ノリに乗っていますし、本人も自分が負ける事態は
想像もしないし、絶対勝てると確信して試合に挑んでいます。
スポーツ選手は試合本番で上手くいくように、練習の時に
「シミュレーション」をする人が多いと聞きます。
まさにイメージトレーニングのことですね。
負けたことが無いボクサーは、恐らく無意識に、若しくは意識的にでも
強力なシミュレーションを行っていて、また強い自己暗示に掛かった状態で
あるのかもしれません。
勿論、技術力、持久力など日頃のハードな練習に裏付けされた身体がベースに
あった上で、必ず勝つと思える強力な自己暗示に掛かったボクサーは
そりゃあ強い!というわけです。
ところが、一度負けを経験すると、状況はガラリと変わります。
まず、自分でも負けるんだ、という事実を突き付けられます。
自分に対する信頼感が大なり小なり崩れます。
そして、自分の「限界」が見えたような気がするかもしれません。
そうすると次の試合からは、
「必ず勝つ」と自己暗示を掛けたつもりでも、心のどこかで、
「もしかしたら負けるかもしれない・・・」との思いが浮かび、
中々消し去ることはできないでしょう。
つまり強力な自己暗示を掛けることができなくなる。
心が折れやすくなる → 負けやすくなる。
・・・・と私なりに考えた『負け癖』が付くメカニズムです。
最近、釣りの世界でも似たような現象があると気が付きました。
それは記事タイトルにもある『バラし癖』が付くということ(^_^;)
わたしは最近「バラし癖」がついたなぁ、と実感します。
前提として、チヌのウキフカセ釣り、または紀州釣りをイメージしてください。
魚が掛かった時、竿を立てて(90度に保つのがセオリー)、
竿の柔軟性を利用し、魚の引っ張る力を吸収しつつ、
魚を疲れさせ、そして最後には玉網に収めます。
上記釣りの竿(号数の低い磯竿)は、細く柔軟性が高いものですので、
大物が掛かると折れそうな位にひん曲がり頑張ってくれます。
安物で無い限り、実際にはそう簡単に折れるものではないのですが、
たまたまであっても、魚の強力な引きに負け、バラすことを繰り返すと
次に大物が掛かったときも、「またバラすかもしれない・・・」との思いがよぎり、
実際には竿が耐えられる範囲の「引き」にも関わらず、早々に諦めてしまい、
竿を寝かして、結果的にバラしてしまう。
こういう状態を「バラし癖が付く」と言います(^_^;)
自分の腕に対する自信の欠如、道具に対する信頼感が弱い、時などは、
バラし癖が発動しやすい状態と言えるでしょう。
では、『バラし癖』を矯正するにはどうしたら良いでしょう。
わたしは前回、日高港でコショウダイを釣った時に、
身をもって体験しました。
まず、①自分はできる子、と思うこと(*^_^*)
次に、②竿を信じてあげること。(その前提としてメンテナンスは怠らないことが重要です)
これで大丈夫です(*^^)v
え、そんなこと!と思いの方が多いかもしれませんが、
そう、それだけで大丈夫なのです。
竿は大丈夫だから、竿は絶対に寝かさない、そう思って頑張れます。
(注:これでもしあなたの竿が折れても文句無しね(^_^;))
下写真のコショウダイを釣った時もそうやって頑張れました。

全長43㎝、それほど大きな個体ではありませんが、肉付きが良く非常に強い引きでした。
それは過去に同じ場所で74㎝の真鯛を釣った時の引きに似ていました。
(過去記事はこちら)
ボクサーの負け癖と違って、釣り人のバラし癖は矯正が難しくありません。
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